タイトルにある言葉、知っている人も多いのではないでしょうか。元広島東洋カープ投手、黒田博樹さんの座右の銘としても知られていて、出典は西郷隆盛の言葉だと伝えられています。意味としては「寒い冬の雪に耐えた梅の花だけが、春に麗しく咲き誇る」、すなわち「苦しいことを乗り越えたその先にだけ、望むものが見えてくる」ともいえるでしょうか。
今日、福岡県内は大規模な花火大会が行われています。そんな中、授業をした高校3年生の生徒は「花火には行きたかったけれど、私は志望する大学に行くという目標があるので我慢しました。」と言っていました。
何かを成し遂げようとすれば、必ず何かを犠牲にしないといけません。この夏休み、勉強を怠けたくなるような誘惑もたくさんあるでしょう。しかし、特に受験生にとっては、志望校合格につながる大切な時期です。次の春に、自分の笑顔が咲き誇るかどうかは、これからの時期の誘惑に耐え、自分で努力し続けられるかどうかにかかっているかもしれませんよ。